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花咲く夜に
第7章 離脱
貴斗はなかなか寝付けず、何度も寝返りを打った。




―――翌日。

いつも通りに2人は業務をする。


胸中に不安はあったが、
体を動かして生き物に触れると紛れた。。



夕方になり、
めぐるは早目に夕飯作りを始める。。

豚肉の切り身をすりこぎで叩く。


何となく、元気がないときだから〔豚カツ〕にしようと考えた。


下味を付けて油で揚げた。衣に白黒の胡麻を混ぜて。


貴斗は畑で作業をし、
7時頃……
日が暮れてきた時間に台所に入り手を洗った。
『あれっ、
珍しい。美味そう!豚カツじゃん』


『うん。
力出そうでしょ?』
めぐるは微笑む。
―――不安なときこそ、
笑顔で乗り切ろう。


付け合わせのキャベツと、おとし汁・白ご飯を食べて居ると、
玄関から音がした。

『ただいま………』


めぐると貴斗は手を止めた。
『帰ってきた…』
貴斗がゆっくり立ち、
箸を置いて玄関へと向かう。
めぐるも続いた。


昭恵が小さなボストンバックを片手に玄関の上がり框に腰を着けている。
『祖母さん』
貴斗が言うと、
昭恵は『帰って来たよー。ああ、疲れた…』
と台所へと向かった。




『………祖母さん、』
『おや、
豚カツかい。良いねたまに肉を喰わないとねぇ』
『教えてくれよ…』
『………タカ。
幸久さんと会ってきたよ』『……………』
『めぐるちゃんも、
聞いとくれ』


3人がそれぞれ椅子に腰かけた。
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