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花咲く夜に
第2章 移転
『いただきまーす』

貴斗くんと向かい合い、
お祖母さんが作った朝食を頂く。


座敷のが、
背中が痛くならずに楽だ。

無言で味噌汁を啜る。

『あの………
貴斗さん。貴斗くん?葛城さん?』


『貴斗でいいけど。
何、めぐりん』


めぐりん…………
ゆるキャラに居そうなあだ名である。


『貴斗くん。
本当に居て良いんですか』

『………犯罪歴はないよね』

『はい?』

『犯罪歴が無いならOK。』
『………無いです』

『んじゃ、良いよ。
助かるから。あと、村の人には友達って言っとくから。
もう皆知ってるだろうけどな』

『えっ、何でですか』

『何でって………』


「おーい、
貴斗くーん。
集金や〜〜〜」

『はーい、今行きまーす!………狭い町だから、
なぜか皆すぐ知るんだわ』

貴斗は立ち上がり玄関に向かう。

めぐるはキョトンとして箸を止め、
玄関の方向を見る。

「……めさんか?(笑)」
『ちゃいますって』

年配の男性らしき声がした。
わははは……と笑い声もする。

貴斗は直ぐ戻ってきた。

再び食べ始める。

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