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花咲く夜に
第2章 移転
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『……んっ、あ……』
めぐるの艶かしい声に煽られたように、
貴斗は助手席のシートを倒した。
ごそごそっとコートが擦れる音がする。
めぐるの白い頬と細い首に、
食むように口を付けた。
上半身の膨らみをおずおずと触る。
めぐるは嫌がらず、
『んっ……!あっ』
と快感の声を漏らす。
貴斗は膨らみを服の上から掴んで先端部を捉えてつつく。
『ああ!ああ……っ。
ま、待って………』
めぐるが制した。
『………ちょっと、ダメ………』
貴斗は(そりゃそうだわな)
と身体を離そうとした。
『ここじゃ、ダメ』
『……えっ』
『狭い』
『……何、広い場所なら良いの?』
めぐるはコクリと頷く。
(良いんかい)
心で突っ込みながらも貴斗は『じゃ、
どっか入るよ?』と言う。
めぐるはコクコクと2回頷く。
ムードも無いが、
ワゴンRは走り出して近くのホテルへと滑り込まれるように入って行った……
めぐるの艶かしい声に煽られたように、
貴斗は助手席のシートを倒した。
ごそごそっとコートが擦れる音がする。
めぐるの白い頬と細い首に、
食むように口を付けた。
上半身の膨らみをおずおずと触る。
めぐるは嫌がらず、
『んっ……!あっ』
と快感の声を漏らす。
貴斗は膨らみを服の上から掴んで先端部を捉えてつつく。
『ああ!ああ……っ。
ま、待って………』
めぐるが制した。
『………ちょっと、ダメ………』
貴斗は(そりゃそうだわな)
と身体を離そうとした。
『ここじゃ、ダメ』
『……えっ』
『狭い』
『……何、広い場所なら良いの?』
めぐるはコクリと頷く。
(良いんかい)
心で突っ込みながらも貴斗は『じゃ、
どっか入るよ?』と言う。
めぐるはコクコクと2回頷く。
ムードも無いが、
ワゴンRは走り出して近くのホテルへと滑り込まれるように入って行った……
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