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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
「じゃあ、イエスで!」

 勢い込んで言う宮元。

 宮元はそもそも莉央菜と最初に出会って以降、莉央菜と寝たくて寝たくて仕方なかったようで、どちらにしようか考えているときの顔は真剣そのものだった。



 莉央菜が確認する。

「つまり、あの二人もエッチするってことね?」

「はい、そちらにします」

「分かったわ。もしこの実験が成功すれば、明日の晩は宮元君のたくましいモノで、私をめちゃくちゃに突いていいわ」

「よっしゃ! ……あ、すみません」

 思わず素になって喜んでしまい、慌てて敬語で謝る宮元。

 莉央菜の裸を妄想したのか、早くも宮元の股間は膨らみ始めているようだ。

 その必死すぎる様子がおかしいのか、莉央菜はくすくすと笑った。

「うふふ。じゃあ、どちらになるか、じっくり見てみましょ。ほら、三浦君がスッポンポンになって、沢下さんのいる露天風呂へと向かったわよ。いよいよね」

 莉央菜の言葉を合図にして、全員の視線が再びモニターへと戻った。




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