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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 桜子は連続的に声をあげた。

「あん……あぁん……あんっ!」

 その声を耳にし、目を閉じたままの徹は焦った様子で立ち上がる。

 徹が股間に手を当てるのを忘れているため、その盛り上がりが桜子の目にはっきりと映ってしまった。

 興奮し、腰を上下に振りながらあえいでしまう桜子。

 徹が、別の方向を向いてから目を開き、ふらふらしながら言った。

「じゃ、じゃあ……あっちへ行くよ。……俺のことは気にしないでいいからな」

 そう言うと、徹はふらつく足取りで、部屋の反対側の片隅へと向かった。




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