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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 桜子と徹の知らないうちに、霧状になった薬品が散布されてしまったことによって、二人は一気に性的興奮を高めてしまった。

 桜子はもはや我慢することができず、むき出しになった秘裂を指でこすり始めている。

 桜子のいる場所とは反対側の隅っこに移動した徹もまた、目を血走らせながら、ズボンと下着を下ろし、露出させたシンボルをこすり始めた。

 桜子の切なげな声が部屋に響く。

「あん……あぁん……んっ……」

 ちゅく……くちゅちゅ……。

 二人が性器をこする音も、お互いの耳に聞こえてはいたが、それでも二人はその場から動いたり、言葉をかけたり、振り向いたりすることはなかった。

 聞こえないふりをしていたのかもしれない。

 最初はおずおずと自慰を開始した二人だったが、どんどん大胆になっていった。

 二人は目を閉じ、一心不乱に片手を動かしていく。

 そんなときだ―――。




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