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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 同じく、テレビ画面をちらちら確認しながら自慰を再開する徹。

 テレビの方を向くということは、必然的に、少し顔を横に向けるだけでお互いの姿を確認できることになってしまっていた。

 そうなると……特に徹は、桜子の様子もこっそりと確認せざるを得ない状況に追い込まれていたようだ。

 桜子も同様に、「申し訳ない」とは思いつつも、徹の方をちらちら確認してしまう。

 そんな二人の視線がぶつかるまでに、そう時間もかからなかった。



 桜子が徹の方に目を向けた瞬間、徹がすでに桜子を見ていたため、二人の目が合ってしまうことに。

 二人は狼狽したが、それ以上に、溢れ出る情欲が抑えきれない様子だった。



 言いづらそうに、徹が言う。




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