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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 ぴちゃっ……ちょろろろ……。

 脚を開いてしゃがみ込む桜子の秘所から、ごくごく微量の小水が飛び出した。

 その瞬間、「大変なことをしてしまっている」と我に返った桜子は、必死に下腹部を緊張させる。

 しかし、一度放出に向かったのを、途中で止めることは不可能だった。

 ちょろろ……しゃーっ……ぴちゃちゃ。

 放出される小水の量は一気に多くなり、勢いよく床を濡らしていった。

 その予想外に大きかった音もまた、桜子の羞恥に拍車をかける。

 テレビからは、女優のか細いあえぎ声や若い男女の交わる音が流れ続けていたものの、小水が飛び出して床に垂れる音は、それをかき消すほどの音量だ。

 思わず、ちらちらと徹の方を確認する桜子だったが、あろうことか、気になったらしい徹が振り返って桜子を見ていたようで、ばっちり目が合ってしまった。




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