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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 穏やかな表情ながら、時折快感に顔を歪めつつ、徹が尋ねる。

「こうか?」

「うん、ありがとう。ワガママ言ってごめんね」

「気にするなって。俺たち、こうしてる間は恋人同士だって言ったろ?」

 そう言うと、徹は桜子の頭を優しく撫でた。

 胸がキュッと苦しくなる桜子。

 徹に抱きついているおかげで、すっかり不安も消えていた。

 桜子はますます徹にしがみついていく。

 桜子の中でどんどん湧き上がってくるのは、徹への愛しさと、身体が震えるほどの快感だった。




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