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怪しい薬の研究所
第5章 大爆発、そして……
 駅弁スタイルで莉央菜と繋がったまま、宮元は即座に回れ右をすると、全速力で階段の方へと走り去ったのだ。



 驚いたのは、鈴木や田中たち大勢の部下も同じだった。

 一瞬、呆気にとられる大勢の男たち。

 だが、我に返るや否や、鈴木を先頭にして、莉央菜と宮元を追走し始めた。




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