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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
「いいの、気にしないで。あの……えっと……してもいいよ……。私、したことないから不安なんだけど……何だか身体が熱くて、苦しくて……。きっと、しちゃったら、治まるような気がするから」

「え?!」

 それは太一自身が言い出しかけていたことだったにも関わらず、太一は狼狽を深めた。

 まさか凜の口から言われるとは夢にも思ってなかったらしく、目を丸くしている。

「でも、凜……いいのか? 女にとって、『初めて』って大事なんだろ。やっぱ……好きな男とした方が……。僕のこと、恋愛対象として見てないだろ」

 この期に及んでも気遣ってくれる太一に、凜は感激していた。

「う、うん……正直、今でも、太一は大事な友達だし……感じてるのは恋愛感情じゃなく友情だよ。でも……身体がおかしくて……今はどうしようもなくて……。太一が嫌じゃないというのなら、一度だけでいいから、してほしい……。相手が太一なら、私……平気だから」

「いいのか、凜……」

 太一も顔を凜の方へ向けつつ言う。

 凜は安心させるかのような微笑みを浮かべて答えた。

「うん、大丈夫」

「ごめんな、僕からはっきりしっかり言うべきところを……。僕もとっくに我慢の限界だったんだ。じゃ、じゃあ……そっちへ行くぞ」




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