この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光 “I can see your halo.”
第2章 元カレと体調不良
「滝本さん、お酒飲みますか?ビール、焼酎、日本酒ならありますが。」

ソファーに座った滝本さんに、冷蔵庫を開けて話しかける。

「あはは、すげぇな。なんつー品揃え。」

「ははっ、おっさんくさいですよね。美怜と知花によく言われます。」

「お前は飲むの?飲むなら、俺も同じヤツもらおうかな。」

そう言われたので、冷蔵庫からビールの缶を二つ取り出して、テーブルについた。
ビールで乾杯をして、焼きサバ弁当を頂いた。
滝本さんは幕の内弁当を頬張っている。

「仕事帰りなのに…お弁当とか、お粥まで、ありがとうございました。」

「まぁ、何となく気になったからな。」

掴んでいたサバがポロッと落ちた。
えっ?気になった??
顔を上げると、滝本さんもこちらを見ていて、視線がバチッと合った。

「休憩から戻ってきた時の泣いた顔と、俺が帰れって言った時の青い顔。どっちも仕事中に見たことがなかったから。」

青い顔…か。
そんな顔してたんだ…

「悪かったな。俺も言い方がキツかった。」

「いっ、いえっ!あれは…当たり前です。それほどのミスを…しましたから…」

あぁ、思い出しても凹む。
どうして、あんなミス…
どうして、ちゃんと集中出来なかったのか。

「だから、そんなに凹むな。誰かが気付いて修正出来ればいいんだよ。その為のチームだろ?お前も誰かのミスを発見した事があるだろ?みんな、お互い様なんだよ。」
/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ