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記憶をなくしたアリスに溺れて
第4章 アリスの中をかき混ぜてください
白いシーツに漆黒の髪を撒き、瞳をうるませ、頬を上気させて、熱い吐息を吐く。
細い骨を被う柔らかな肉は無抵抗で、僕が置いたままに開かれている。

めちゃめちゃイヤらしい身体をした、こんなに可愛い女の子が、ぐちょぐちょに濡らした貝襞に、僕の太棹を挿れ、涎を垂らして「おかしくなりそう…」と。

おかしくなりそうなのは、こっちだ。


「…すげぇ可愛い」

ガンガンに突き上げたい欲求を必死で抑え、膣の中を擽る感じで小刻みに腰を揺らし、奥をめざす。
重ねられた襞から溢れる愛液の水嵩が増し、更に火傷しそうなほどに温度が上がる。

「ぁ…ん、…ん、はぁ…と…融けちゃう…ナカ…熱いのぉ…」


ちゅぷっん…

蜜洞窟を進む棹先が、狭谷を抜け奥淵に滑り込んだ。

「ヒャァ…ックゥ…!」

アリスの身体が跳ね、ガクッと顎を上げ白い喉をさらすと、柔腿が僕の両脇で戦慄き、足指が仰け反った。
男の先端が、コリッとした感触にぶつかる。

「クッ…ウッ…、スゴイッ…アアッ…!」

痙攣するように身体を震わせ、淫襞をヒクヒクさせる。
くわえ込まれた男根が快感に飲み込まれ、全身に粟粒のような痺れが走った。

もう、自らをコントロールするのが不可能だ。

優しくしてあげたいのに、動きを速めた腰のピストンを止めることができなくなった。
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