この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜は、毎晩やってくる。
第7章 男と女の幸せ

初めてのキスは高校二年の夏。
彼に手錠をかけてした。

「……今日は誰もお家にいないから、順がキスだけじゃ我慢できなくなったら恐いもん」

「僕、そんな事しないよ」

心外だというように、少し口をとがらせた順は日菜のひとつ下。
部活の後輩だった。

日菜を始めとする女子部員たちが、いつもお菓子をあげては可愛がる、あどけない顔立ちそのまんまのおとなしい性格。それに素直で何でもいう事をきく。

だから、そんな事はしないってわかっていたけれど。
やめてって言えば絶対やめてくれるって信頼できるのだけれど。

でも、それが本当の目的じゃなかったから、日菜は目を細めて無理矢理せがんだ。

「お願い……初めてだから、ちょっと恐いの」

そう言われれば、優しい性格の順が断れないのを知っている。

差し出された手首に、あらかじめ準備しておいた太い革製のリストロックを嵌めると、短い鎖に繋がれて、左右の手首がほとんどくっつきそうな距離で固定された。
/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ