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夜は、毎晩やってくる。
第9章 届けて欲しいの 後編

お取り寄せ商品を検索。
問題は何を取り寄せるかだ。

ぼんやりと商品をあれこれ見て回りながら、冷蔵庫の中のニョボジのことが思い浮かんだ。

ニョボジの煮つけをアテに飲むなら地酒「釜大蛇」。
トロっとしたニョボジの本身と噌の濃い味を引きたてるピリ辛の味。

帰漁後の宴会の定番。あたしも嫌いじゃない、てかむしろ好物だ。
よし、これを……。

って、ちょっと待て。

王子様に一升瓶を運ばせてどうする。
そんでもって、スペシャルサービスがどんなものかはわからないけれど、一緒に一杯やろうってか。

駄目、駄目。ロマンチックさの欠片もない。
あたしも照男のこと、言えないな。

……と、反省したせいで、また照男の屈託のない豪快な笑顔が思い浮かんでしまった。

あたし、何してるんだろう……。
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