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秘密の二段ベッド
第5章 お兄ちゃんの決意
「んぁ、あんぁんっ! おにいちゃ……ん、イクぅっ」
「……っはぁ、僕も、あやね……っ」
ベッドが上と下できしむ。お互いの荒い息を聞いて、余韻に浸る。
わたしの頭の中には、ずっとおにいちゃんのアレが浮かんでいる。
お兄ちゃんの頭の中はどんなだろう。
わたしのこと、どんなふうに想像してるだろう。
聞いてみたい気がしたけど、恥ずかしくて無理。
イッたあとはお兄ちゃんがゴミ袋を差し出して、わたしがそこにティッシュを入れておしまい。
こんなの兄妹でおかしいよね、と思いながら、どちらも言いださない。
むしろお母さんたちにばれない様に昼間はいつも通りふるまってるし、二人の間でもこのことは口にしない。
ただただ二人で名前を呼び合いながらオナニーする日々。
オナニー覚えるとサルみたいに毎日しちゃうってえっちな本に書いてあったけど、わたしたちは本当にそんなふうに毎日を過ごした。
小学校最後の夏休みはそうやって過ぎていった。
新学期。
教室に入ると師匠が元気よく飛びついてきた。
「あやねっちゃん!」
ぎゅう~っと抱きつかれる。
「久しぶり~。ハワイどうだった?」
「うんっすっごい楽しかった~! はいこれお土産!」
師匠がくれたのは外国語がいっぱい書いてあるチョコレートと、可愛い紙袋に入った何かで、紙袋の方は後でお家で開けてね、とウインクされた。
なんとなくやな予感がしたけど、お礼を言った。
夏休み後半を家族とハワイで過ごした師匠は日に焼けてて、元気いっぱいで可愛かった。
思ったままを言うと、
「ん~、あやねちゃんの方はなんだか色っぽくなったね? なんかいいことあったのかなぁ~?」
とにやにや笑いでからかわれた。
「べっ、べつに……もうっ変なこと言わないでよっ」
「……っはぁ、僕も、あやね……っ」
ベッドが上と下できしむ。お互いの荒い息を聞いて、余韻に浸る。
わたしの頭の中には、ずっとおにいちゃんのアレが浮かんでいる。
お兄ちゃんの頭の中はどんなだろう。
わたしのこと、どんなふうに想像してるだろう。
聞いてみたい気がしたけど、恥ずかしくて無理。
イッたあとはお兄ちゃんがゴミ袋を差し出して、わたしがそこにティッシュを入れておしまい。
こんなの兄妹でおかしいよね、と思いながら、どちらも言いださない。
むしろお母さんたちにばれない様に昼間はいつも通りふるまってるし、二人の間でもこのことは口にしない。
ただただ二人で名前を呼び合いながらオナニーする日々。
オナニー覚えるとサルみたいに毎日しちゃうってえっちな本に書いてあったけど、わたしたちは本当にそんなふうに毎日を過ごした。
小学校最後の夏休みはそうやって過ぎていった。
新学期。
教室に入ると師匠が元気よく飛びついてきた。
「あやねっちゃん!」
ぎゅう~っと抱きつかれる。
「久しぶり~。ハワイどうだった?」
「うんっすっごい楽しかった~! はいこれお土産!」
師匠がくれたのは外国語がいっぱい書いてあるチョコレートと、可愛い紙袋に入った何かで、紙袋の方は後でお家で開けてね、とウインクされた。
なんとなくやな予感がしたけど、お礼を言った。
夏休み後半を家族とハワイで過ごした師匠は日に焼けてて、元気いっぱいで可愛かった。
思ったままを言うと、
「ん~、あやねちゃんの方はなんだか色っぽくなったね? なんかいいことあったのかなぁ~?」
とにやにや笑いでからかわれた。
「べっ、べつに……もうっ変なこと言わないでよっ」