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第17章 S=ｻﾒｸ

ｻﾒｸは素早い動きを見せた後ゆっくり構えをとる・・・

『松里麗奈！私は・・・簡単じゃない・・・』

『へぇ・・・ｶﾝﾌｰやってんだぁｱﾊﾊｯ』

RENAも不適な笑みで構えをとった・・・

ｻﾒｸは素早い足技でRENAに攻撃を仕掛けた・・・
RENAはニヤリと笑いｻﾒｸの攻撃をさばく・・・

ｻﾒｸは止まることなく素早い左の裏拳を放つ・・・
しかしRENAは左手をとり、ｻﾒｸの左肘に掌打を放った・・・


ボキィ・・・！

『・・・アァァ！・・・クッ・・・』

ｻﾒｸは左腕をおさえ、RENAから離れた・・・

『おねーさん、強いねぇ！ﾊﾊﾊｯ』

ｻﾒｸは険しい顔でRENAに突進し右の後ろ回し蹴りの状態から、かかと落としを放った・・・

『おねーさん、アウトっ』

RENAはｻﾒｸの蹴った足を肩で受け、右手をｻﾒｸの首、左手でｻﾒｸの右手を掴み、右足でｻﾒｸの左足を払い、RENAはそのままｻﾒｸを地面に叩きつけた・・・

ｸﾞﾜｧｷ！

ｻﾒｸの後頭部から大量に流れる血・・・
ｻﾒｸは目を開けたまま絶命した・・・

涼しい顔でゆっくり立ち上がるRENA・・・

『・・・よしっ浮かんだ！』