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第21章 本当の涙・・・

初めて一緒に親子での食事・・・

2人は、今までのわだかまりを少しずつ削るように、会話をした・・・

そして店を出たRENAと太郎・・・そして茂明・・・

『麗奈っ今日は楽しかったよ・・・ありがとう・・・それじゃ気をつけて帰るんだぞっ』

茂明は軽く手を振りRENAに背を向け歩き出したとき・・・

『お父さん!!』

茂明はその言葉を聞いた瞬間RENAの方を向き・・・

RENAは笑顔を見せ・・・

『お父さん、ご馳走さまでした・・・また連れてってね！』

茂明は目に涙を浮かべ・・・

『あぁ！いつでも連れてってあげるよ！』

涙を拭い歩き出した・・・

RENAは太郎と一緒に自分のｱﾄﾘｴに向かった・・・