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はじめの一歩
第1章 Butterfly
「由美子さん、キレイだ…」

形のいい胸をそっと手のひらで包むように触りながら、ショーツに手を掛ける。

胸の先端を口に含み、舌で転がすと切ない吐息が漏れた。

片手でもう一方の胸を弄びながら、空いた手はショーツの中に侵入する。

くちゅり、と水気を含んだ音がした。
敏感な部分を探るように指を動かす。
初めて、彼女がイヤイヤとかぶりを振った。

「嫌?」

目の下をうっすらと染め、唇を噛んで恥じらう姿も美しく、愛おしさが募る。

入り口を解すため、指を挿れようとしたが抵抗感が強く、中々入らない。
濡れてはいるのにおかしいな、と思ったら、由美子さんの顔が苦痛のためか歪んでいる。

「んっ…イタ…」

え?指1本で?と不思議に思い、もう一度トライするがやはり抵抗を感じた。
そこで初めて、ある可能性に思い至る。

「…由美子さん、もしかして、はじめて…?」

由美子さんは目の下に朱を走らせたまま、ぐい、と首を背けた。

嘘だろ?歳だってもう20代半ばだし、6年も水商売に従事して?
驚きのあまり目を瞬かせてしまう。

「…私、枕営業なんてしたことないもの!高校出てからこの世界に入って、たまたま男性とお付き合いする機会がなかっただけよ。経験豊富な、尻の軽い女が良ければ他を当たって!」

照れ隠しなのか、目を背けたまま噛み付く彼女が、とても幼く、可愛らしく見えた。
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