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はじめの一歩
第1章 Butterfly
朝5時頃、僕は目覚めてシャワーを浴びた。
一旦自宅に戻って着替えなければいけないから、申し訳ないと思いながら、由美子さんを起こす。
「ごめん、由美子さん。僕会社に行かないといけないから、もうすぐ出たいんだけど、起きてくれないかな?今ならまだ君もシャワー浴びる時間待てるから。」
由美子さんは素直に起き、シャワーを浴びに行った。
「また改めて、君のご家族にも挨拶に伺うからね。」
「…私の母は、生活さえ保証されれば文句なんか言わないわ。私が生活費を稼いでるのも有難いなんて思わない人だもの。それより問題は貴方のご両親じゃないの?ホステスを嫁になんて、なんて仰るかしらね。」
それは….その通りだった。
「先に貴方のご両親に承諾を頂いてから、うちの親に報告した方がいいわ。万が一反対が押し切れなかったら、糠喜びさせることになるから」
僕の家庭環境からして、最初から反対されると分かっていて、それでもプロポーズを受けてくれ、あまつさえ身体まで許してくれた。
やはり彼女のような、聡明で強い女性は他にはいない、と思った。
一旦自宅に戻って着替えなければいけないから、申し訳ないと思いながら、由美子さんを起こす。
「ごめん、由美子さん。僕会社に行かないといけないから、もうすぐ出たいんだけど、起きてくれないかな?今ならまだ君もシャワー浴びる時間待てるから。」
由美子さんは素直に起き、シャワーを浴びに行った。
「また改めて、君のご家族にも挨拶に伺うからね。」
「…私の母は、生活さえ保証されれば文句なんか言わないわ。私が生活費を稼いでるのも有難いなんて思わない人だもの。それより問題は貴方のご両親じゃないの?ホステスを嫁になんて、なんて仰るかしらね。」
それは….その通りだった。
「先に貴方のご両親に承諾を頂いてから、うちの親に報告した方がいいわ。万が一反対が押し切れなかったら、糠喜びさせることになるから」
僕の家庭環境からして、最初から反対されると分かっていて、それでもプロポーズを受けてくれ、あまつさえ身体まで許してくれた。
やはり彼女のような、聡明で強い女性は他にはいない、と思った。