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第7章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚

「ﾊｧ…ｯ…ゃ、ぁ、渚…く…」


目の前でレースの淡いピンク色がどんどん濃い色に変えられていくのを見せつけられて…

恥ずかしく卑猥な音を真っ赤になる耳に覚えさせられながら、いやらしい染みを広げられる。


「あぁ…さっきは弄ってやんなかったもんな……」

「んぁ…ｯ…ひゃあ!!」


彼の唾液とアタシの蜜か…

どちらのものかなんてわからない。

濡れて張り付いたショーツの上から見つけられた小さな突起を舌先でつつかれると、弾けるような気持ち良さに息が止まりそうになった。


「ｯ…ﾝﾝ…ｸ……ゃっ!」


反射的に身が仰け反って、脚を閉じそうになる。

だけど、自分で開脚を施した格好に加えて、濡れそぼったそこに顔を埋める彼の両腕がそれを支えているのだから、無論そんなことは叶わないわけで。

その状況がよりいっそう、頼りない布一枚のその奥からダラダラとはしたない蜜を溢れさせているのはこの上なく、極まりないこと。


「ﾊｧ…ｯ…ｱｧ、ィ…」


─ｸﾞﾁｭ…ﾋﾟﾁｬ…


「ｷﾓﾁ…ｲ…」


そこに舌を這わされて、筋の通った鼻先で敏感な蕾の根本を捏ねられて、その度に甘い疼きと気が遠くなるような陶酔に襲われて悲鳴をあげながら悦びに跳ねるアタシのカラダ。


「ぁ、ぁあ─ｯ…!!」


もっと欲しいと淡い快楽を与え続ける彼に恍惚の眼差しを向ければ、目が合っておもむろに手のひらで下腹部を刺激された。

撫でるように恥骨の少し上を押されて、直接ナカからそこを触られたようなｿﾞﾜｯと広がる戦慄に、だらしなく涎をながす下の口がｷﾞｭｯと閉まる。