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第7章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚

「ｱｧ…おねが…ぃ…」


─ﾁｭﾙ…


「舐め…ｯ…て、ぇ…」


─ﾋﾟｸﾝｯ…!


腰が震えて、息が震えて、自らあられもないことを迷いなく彼に乞う泣きそうな声も震えてる。

わざと股関節やその潤みの周辺にしか欲しいモノをくれない彼の行為に、顔が熱くて気がもうどうにかおかしくなってしまいそうだった。


「渚く…ﾝﾝ…!!」


…はぁ…は、ぁ…


「も…ｯ……ム…、リぃ…ｯ─」

「………」


─ﾁｭ…ﾁｭｳ…


「…ﾌ…ぇ…も…我慢できな……ｯ…

…ﾋ、ｯ…ｸ…ぅ……っ…」


ついに滲み出した快楽を懇願する涙が瞳からも零れ落ちる。


「ｯ…───!!」


すると突然立てられた激しい水音にカラダがﾋﾞｸﾝと跳ねて、上気して真っ赤な頬を伝っていた雫がその反動で一気に弾け飛ぶ。


─ｼﾞｭﾙｯ…ﾁｭｳｯ…!!


「……んあ、ぁああﾝ!!!」


意識が一気にそこに持っていかれる。

…それはようやく、アタシが待ち望んだ場所に直に触れられる悦びを彼に与えられた瞬間だった。


「ﾌｯ……いきなりイくなよ」

「…あぁｯ…──」


押し開かれた縦すじから溢れ出た蜜を音をたてて思いきり吸われ、剥出しにされた真っ赤な蕾を根元から熱い口のなかに含まれる。


「そん……な、まだｯ…ﾀﾞ……ﾒ、ぇ…」

「…んだよ、欲しかったんだろ…」

「ひｯ…!…ｧ…喋っちゃ…ゃぁあ…ﾝﾝ…─」


渚くんの唇と舌先がイったばかりでまだﾋｸﾋｸと小さな痙攣を繰り返す敏感な蕾の先端を刺激する。