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第7章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚

─ｸﾁｭ…ﾝ…


「ふ………ｯｯ─」


渚くんの長い指先が閉じた縦すじに軽く沈み、表面に溢れた蜜を絡めとりながら押し開いていく。

左右に大きく開いた脚を再び顔を埋めた彼の肩にのせたままｿﾞｸｿﾞｸする戦慄に身を屈め強張らせると、

つい先程までアタシの唇を潤していた彼の唇が、今度は自分の喉を潤すように、開かれた快楽の泉の畔で震える淫らな美唇に口づけた。


「あっ!!ﾝﾝ…ｯ──」


─ｽﾞﾙｯ…ｼﾞｭﾙ…ｯ…


「ひゃ……ぁあｱ…ｯ!!」


……ﾋﾞｸﾝｯ!!


止めどなく溢れ出る蜜を吸いながら、蠢く舌が切ない呼吸を繰り返す襞を撫で、押し付けられた鼻先が先に存分に可愛がられた赤い蕾の先端を刺激する。

すると表面をｽﾞﾙｽﾞﾙと行き来していた渚くんの舌が固く尖る。…刹那、それは熱さに蕩けきったアタシの蜜壷の内部を抉るように潜り込んできた。


「ﾋｬ…ｯ─ｱ…ん、ぁあ……ﾊｧ…ぃ、ぃ…」


彼の舌を包み、呼吸するだけでｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭと音を立てるアタシのいやらしい粘膜…

そこをｸﾞﾁｭ…ｽﾞﾁｭっと異様なまでの水音を響かせ、蠢く舌がまるで生き物のように肉襞をかき分け這い回る。

彼の舌を限界まで入れられて、奥まで思いきり舐られれば、アタシのなかにダラダラと注ぎ込まれる熱い液体。

それはアタシがこんこんと湧かせ続ける甘い蜜液と混ざり溶け合い、調和してひとつになったそれは…