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第7章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚

─ｸﾞｸﾞｯ……


「ｯあ!…そんな、圧さな…ｧ…」

「…ん？なに？」

「だか…ら、ｱｧ……」


……ﾋﾟｸﾝｯ…!!


「お前んナカ…締め付けて、すげぇﾋｸﾋｸしてる…」

「ﾌ、ぅ…ﾝﾝ…」


─ﾋﾟﾁｬ…


「指ちぎれそ…こんなんじゃオレのなんて入んねぇよ？」


─ｸﾁｭ…


「ﾋｬ…ｩ…!!」


アタシの急所ともいう耳を舐られ、ｿﾞｸｿﾞｸする甘い声で鼓膜から働けない脳を犯される。


「すげぇ気持ちよさそうな顔してる。動かしたらすぐイくだろ、なぁ……」

「あぅｩ………っ…!!」


─ｽﾞﾘｭｯ!!


「んやぁｧｧ!!」


角度を保ったまま一気に引き抜かれて、今度は薬指を足され二本になったの彼の指を一気に沈められる。

それから、締めつけに逆らいながらほぐすように捏ねられて…


「ｱｧ、…ﾝ‼ぃ、いい…っ、

ｷﾓﾁ…ｲ、────ｯ!!」


膨れて張り出した壁を圧迫しながら擦られれば、すぐにイキそうになるけど、それよりも先に…


「ひっで……」


艶にまみれた意地の悪いその瞳に追い詰められたアタシのカラダが、抽挿する彼の指の隙間から噴き上げた雫を派手に撒き散らした。

目の前に透明な飛沫があがって、渚くんの手が濡れて、シーツが濡れて、アタシを自身もﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮになる。

なのに、


「ﾀﾞﾒｯ…ﾀﾞ、ﾒ、ぇｪ───!!!!」


なのに…いっこうにやめてもらえないとかいうお約束を通り越して、挙げ句の果てにはもう一本指を増やされる始末……とか。