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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第11章 クリスマスなんて…☆【渚】





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「ッ…、サンタさんとまた来年もって約束したのにぃ!!」

「わかってる。だから、さっきから悪いって言ってるだろ」



─それはクリスマスを目前に控えた

12月のとある日のこと…



「嘘だ!!その顔は全然悪いなんて思ってない顔だ!!」

「はぁ!?」


朝からオレのベッドの上でキーキーと騒ぐオンナがひとりいた。


「お前なぁ…」

「ッ…、、、」

「…まだ昨日の夜の躾が足らないのか?」


あぁ…

寝不足なうえで起き抜けの頭にはその声はキツいわ。

どうせ聞かせてくれるならもっと違う声が聞きたくなる。昨晩聞いたような…甘美で聞いてるこっちが狂いそうになるヤツ。


「こいよ…」

「嫌っ」


あぁ、マジで手に終えない。


…言っとくけど、

仕事以外のことで、このオレをこんなにも困らせるのは、世界中のどこを探してもお前ぐらいしかいないんだからな。


「…今から今日一日、腰が使い物にならなくなるくらい抱いてやる」

「キャ、…んっ──ッ…」


って、わかってんのかコイツは


「千隼……」

「ぁっ…ンん…!!」





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