この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第17章 ちーちゃんの夏休み♡partⅧ♡





遮る物がなくなり、直にアタシの姿を捉える彼の瞳…

注がれる視線にアタシも瞳で応えれば、惹かれ合うように結ばれた互いの視線に胸が鳴る。

久しぶりに見る雅くん…

本当はたった1日振りのはずなのに、なんだか久しく会っていなかったような気がして、じっと彼を見つめてしまう。


それにしても、あれ…?

さっきから、やけに店内が静かな気がする。

耳を済ませば、アタシと雅くんの声以外、物音ひとつ聞こえないではないか。


「えっと…」


この短時間になにがあったんだろう。

他のお客さんは?

っていうか、葵くんと聖くんは?


「あ、他の人たちは…」

「あぁ、"アイツら"なら全員追い出した」

「…っ!?」


えぇっ!?

なんてまた勝手な…


アタシの疑問にあたかもそれが当たり前のように答える彼。


「…オレのためだ」


いやいやいや、確かにそうかもしれないけど…

まさかと思ってフィッティングルームの外を顔だけで覗けば、

彼の言葉通り静まり返った店内には"アイツら"こと葵くんと聖くんをはじめ、他のお客さんの姿がまるっきりなくなっていて。

いるのはカウンターに控えるショップスタッフ数名に…

本当にアタシと雅くんのふたりしか残っていない。


あぁ、こんなことって…

だけど、こんなことが此処海外でも容易に通用してしまうのが、世界から注目されているオトコ"葉山雅"という人間なのだ。


「でも、なんでここに…。だって忙しいはずじゃ」

「時間作ったに決まってんだろ」


彼はアタシのもうひとつの疑問にも、不機嫌そうなまま当たり前のように答える。

だけど今度は…


「…お前のためだよ」


あ…







/396ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ