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他人の妻、親友の夫
第7章 献身的な虐戯
黒光りするシリコン樹脂の疑似ペニスは滑らかに反り、根本部分は二股に分かれていた。
短い方の先にはイボが無数に付いており、クリトリスを責める構造だ。
長い方の軸にも幾つか突起が点在している。
膣道を通る時に細かい刺激を与える仕組みだ。
太さはそれほどでもないが、それでもそんなものを使ったことがない志歩には脅威だった。

秋彦がスイッチを押すと禍々しい人工性器はヴィィィと無機質なモータ音を唸らせて先端部を旋回させる。

「そ、そんなもの挿れないでっ……」

思わず後退るが、もとより逃げ場などない。

「これだけ濡らしてたらローションなんて要らないな……」

一度モーターを切ってから秋彦はその先端を彼女の花弁に当てた。

そんなものを挿れられたら、どんな感じになるのっ……

想像もつかず、志歩は固唾を飲む。
秋彦はゆっくりと、ディルドを志歩の身体に沈めていった。
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