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他人の妻、親友の夫
第8章 視欲の目醒め
男が住み着くようになったある夜、秋彦は夜中に目が醒めた。
争うようで、もっと密やかな、ただならぬ声が聞こえる。

『なんの音? まさかあの男が母さんに暴力を振るってるのかっ……!?』

成長したとはいえまだ十一歳の彼には、男女の密事など分かるわけもなかった。
もちろん言葉としては知っているが、それがどういうものかなど知らない。

秋彦は音を忍ばせて静かに母の部屋へと向かう。
ドアは少し開いていた。
今に思えばあのドアはわざと少し開いていたのではないかと感じる。あの男が、なつかない少年に見せつけるために。

乱暴をしていたら警察を呼ぼう。
そしてあの男を追い出してやる。
そうすればまた元通りになるんだ……

用心深くドアを開き、ベッドの上を確認する。

「ッッ……」

母は裸で、あの男の上に跨がっていた。
痛がってると思っていた声は、圧し殺した歓喜の叫びだった。

「ああっ……」

母は黒い髪をバサッと宙に振り乱しながら弾んでいた。
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