この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
他人の妻、親友の夫
第9章 浮気の境界線
広場を横切っていると小さなサッカーボールが転がってくる。
その後ろを「待てーっ」と叫ぶ子供が走って追い掛けていた。

ボールを軽く蹴って男の足元に戻してやると遠くから父親らしき男が「ありがとうございます!!」と声をかけてきた。

不釣り合いなほど大きいボールを持った少年は笑いながら父親のところへと戻っていく。

「子供、可愛いよね」

志歩に背後から声をかけられ、海晴は我に帰る。

「そうか? いたらいたで大変だぞ」

振り返って笑ったつもりだった。
どんな顔をしていたのか、不安になる。
少なくとも志歩の顔は笑ってはいなかった。

「ごめんね……海晴……」

志歩は子供が出来づらい身体だった。

それを知った上で、海晴は志歩と結婚をした。
/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ