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他人の妻、親友の夫
第9章 浮気の境界線
ショーツを脱がせてわざとテーブルの上に置く。
ハンディカムに彼女の罪深い滲み跡も鮮明に捉えさせる為だった。

既に開いた襞を更に開いて口づける。

「んふっ……それっ……凄いっ……」

啜り、舐め、捩じ込む。
少し伸びた顎髭を陰核に擦り付ける。

「ひゃっ……くうっ……いくっ……いくいくいくっ……あーぁっあっ!!」

身体が震えると乳房もたぷんっと遅れて弾んだ。
口を半開きにし、瞳は虚ろに、しかししっかりとレンズを視ていた。
その向こうには愛する夫が浮かぶのだろうか?

「一人で愉しみすぎでしょ、理依さん……」
「愉しんでなんかっ……」
「まだそんなこと言うんだ?」

海晴は愛蜜を掬い、レンズの前に指をかざす。

「あっ……嫌っ……やめてっ……」

慌てて止めるも、力では敵わない。

「ほら、こんなに……」

親指と人差し指を擦ってから開き、ねとーっとした糸を引いて見せる。

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