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他人の妻、親友の夫
第9章 浮気の境界線
理依の脚を引きながら腰を押し出す。
「うっ……」
それだけで簡単によって二人は繋がってしまう。
理依の中へと身を委ねるのは二度目だが、相変わらずその柔らかな包容にうっとりとしてしまう。
無意識なのか、彼女の方も呼応するようにきゅむっと柔らかく締めてきた。
「気持ちいいんだ?」
訊いても答えないのは予想通りだ。
しばらく動かないで自分のかたちを彼女に伝える。
密着する二人は互いの鼓動を肌で感じた。
緩やかに揺れ始めるとゴム越しに触れ合う粘膜が嬉しそうに濡れ始めた。
理依は声を堪えていた。
その方が男をより奮い立たせてしまうことを知らないのか、それとも知っているのか?
「理依の中、気持ちいい……」
誘いの甘言を吐いたところで理依に変化はなかった。
どのみち言葉でのやりとりなど意味はない。
海晴はそれを知ってしまっていた。
志步も言葉の限りに悦びを口にしたが、秋彦に見せたような絶頂の顔を浮かべたことはなかった。
。
「うっ……」
それだけで簡単によって二人は繋がってしまう。
理依の中へと身を委ねるのは二度目だが、相変わらずその柔らかな包容にうっとりとしてしまう。
無意識なのか、彼女の方も呼応するようにきゅむっと柔らかく締めてきた。
「気持ちいいんだ?」
訊いても答えないのは予想通りだ。
しばらく動かないで自分のかたちを彼女に伝える。
密着する二人は互いの鼓動を肌で感じた。
緩やかに揺れ始めるとゴム越しに触れ合う粘膜が嬉しそうに濡れ始めた。
理依は声を堪えていた。
その方が男をより奮い立たせてしまうことを知らないのか、それとも知っているのか?
「理依の中、気持ちいい……」
誘いの甘言を吐いたところで理依に変化はなかった。
どのみち言葉でのやりとりなど意味はない。
海晴はそれを知ってしまっていた。
志步も言葉の限りに悦びを口にしたが、秋彦に見せたような絶頂の顔を浮かべたことはなかった。
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