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他人の妻、親友の夫
第4章 未達の悦び
「パンツ穿いてないの」

理依は悪戯が成功した子供のように照れ笑いを浮かべる。

「悪い子だ……」

秋彦も微笑み返し、指をその先へと這わせる。
シャワーで洗い流そうが、その泉からはとくとくとトロ蜜が湧いていた。
人差し指と薬指で隙間を拡げ、中指で猫の喉を愛でるように撫でてやった。

「あぁ……気持ちいい……」

前庭への刺激だけでもどかしい妻は、乳飲み子の口許のように吸い付こうと懸命だった。
指を軽く射し込む度につぷっつぷっと愛蜜の被膜が絡んでくる。
夫の指の動きに併せ、理依は息を吐いては吸った。
二人は慈しむ目で見詰めあう。
ややあってから妻は夫の股間に手のひらを乗せた。

「おっきくなってる……」

嬉しそうに微笑まれ、秋彦は小さく頷いた。
一旦指責めを解いてもらった理依は、看護師らしい丁寧な所作で彼のズボンとパンツを抜き取った。
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