この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
他人の妻、親友の夫
第6章 超える一線
城崎の外湯の中でももっとも有名な『一の湯』についた四人は当然男湯と女湯に別れる。
秋彦と二人きりになるのはなんだか気まずい思いもあったが、ここまで来て外で待っているわけにもいかない。

先に裸になった海晴は軽く会釈して浴場の戸を開けた。充満した湯気が吹き込むように溢れ、身体を包む。

平日ということもあり、湯船はかなり空いていた。
軽く身体を洗ってから湯に足先を浸ける。

「熱っ!?」

慌てて足を引っ込めてしまった。
想像していた以上に湯温が高い。

「城崎の温泉は熱いですよね」

いつの間にか隣に来ていた秋彦に笑いかけられる。

「こんな温泉、何個もハシゴしたら本当に湯中りしちゃいますよ」
「まったくです」

そう言いながらも彼は気にした様子もなく湯の中に身を沈めた。変な対抗意識が生まれてしまった海晴もすぐにそれに続く。

/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ