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やっぱり君しかいない
第1章 「おはよう あう」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


久しぶりに夢を見た


お母さん、お父さんは笑って手を繋いでいて


私は一生懸命お母さんたちを追いかけた泣き叫びながら


私も一緒に連れて行って置いていかないでって。


1人にしないで


お願いお母さん、お父さん一緒に、




「.....ぅ..ぁぅ..ぁう..」


誰だろう?私を読んでいる


呼ばないで、ここにいたいずっとここに....
もう惨めな気持ちになりたくないの..........苦しいの........


「...あう...あう!!」


「きゃ!?なに??」


声が大きくて起きたら、顔を真っ青にした奏君がいた


「良かった.......あう おはよう」


奏くんはぎゅーっと私を抱きしめて


安心したようなため息を漏らした



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