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第11章 episode 3 ープロポーズー

「同じ部署の、コだよ。それ以上はカンベンしてくれ。」

「担当の大崎さんか？あのコ可愛いよなぁ。ホワンとした感じで、癒やし系っていうか。」

「大崎？チガウよ。俺はあぁいう天然ちゃんは苦手なんだ。仕事だから絡むけど。」

「ふーん。まぁお前の好みは知らないけどさ。でもどんなコか分からんでは対策のしようもないだろう。」

「性格は…結構しっかりしてる…年は、6つ違い、かな。」

「上？下？」

「下だよ。上ってそりゃもう熟女の域じゃないか？」

「だからお前の好みなんか知らんっつってんだろ。熟女に目覚めた可能性もゼロじゃない。てか41って熟女かな。今日日の40代は若いぞ。美魔女なんて言葉もあるしな」

「は？何それ。」

「本当お前は世俗に疎いよな。もう使い古されて最近聞かなくなったけどさ。どう見ても20代〜30代前半くらいにしか見えない40代以上の女のことだ。」