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第6章 雨降って…………

余韻がおさまるまで抱き合ってたけど、そのあと一旦起きてお昼ご飯を食べる。
私も朝コーヒーと、あと適当につまんだだけだったし、
樹さんも朝イチでホテルから出てきたから朝食も食べてなくて、新幹線に乗るときにコーヒーと菓子パンを買って乗って車内で食べただけだという。

そんな状態で運動したわけだから、2人ともとてもお腹が空いていて。

樹さんの出張土産の美味しそうなハムを、まずはスライスしただけで食べてみる。

「美味しい！」

ビールをグラスに注ぎ、ハムを摘みながら乾杯。

ビールを飲みつつ、切ったハムにチーズを挟んだハムステーキを焼いてくれる。
ハムと溶けたチーズにクレイジーソルトがマッチしてビールが進む。

私は昨日食べたサラダを、名古屋コーチンではないけど普通の卵黄で、再現してみた。
樹さんにも好評だった。

スティック状に切ったハムと、アスパラとチーズを餃子の皮に巻いてカリッと焼いてみたり。

思いつく限りのハム料理とともに、ビールを飲んだ。