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社内恋愛のススメ
第7章 それから
『は…?あ、あの、でも、辻本さん、付き合ってるかどうかビミョーって…』

『バカかお前。しっかり男いるなんて言ったらお前がブラフ(ハッタリ)かどうか確かめる為にどんな奴だとかグイグイくるの分かって、はぐらかしたに決まってんだろうが。俺と辻本はしっかり付き合ってるよ。』

『で、でも、あの、あれは冗談で、それに、俺実際何もしてねぇし…』

『…冗談、ねぇ…音は遠かったけどとてもそうは聞こえなかったけど、なぁ…それにな。何かしたとか何もしてねぇとか、それはこの際問題じゃないんだ。振られた腹いせに、お前が辻本をちょっと脅かした。お前にとっちゃそれだけのことだ。ただ、それだけのことが、辻本にどんだけの精神的な恐怖を与えたか、それに俺は怒ってるんだ。』

『…………』

『実際行為に及んでなくても、当人が脅迫と受け取って被害届出せば、充分脅迫罪は成立すんだよ。』

『え、それ、ボイスレコーダー…?まさか、録っ…』

『勿論警察に持ち込むこともできるよ? けど、辻本本人がさ、あんまコトを荒立てたくないって言うからさ。まだ持ち込んではいないけどな?』

『………』

井上くんは言葉もなく。
樹さんの声だけが聞こえた。


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