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刺激的な毎日
第2章 電気工事
ピーンポーン…

昼下がり、インターホンが鳴る。
前回の教訓を生かし、今回はインターホンのモニターを見る。するとそこには引っ越しの時にお世話になった電気工事のおじさんが立っていた。
そのおじさんは年齢は、おそらく50歳前かと思われる。スキンヘッドだが怖いようには感じなかった。お腹回りがぽっちゃりしていて威厳があるような雰囲気ではなかった。愛想が良かったのでとても話やすく電気配線をテキパキこなし、助かった。

゛すみません、引っ越しの際にお邪魔させていただいた者です。ひとつ部品をつけ忘れていたのでお伺いしました゛

モニター越しにはおじさんの憎めない笑顔があった。
それを警戒することなく玄関を開けてしまったのが間違いだった。
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