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その恋受け取ります
第7章 最終章:心が決まりました

「今日の荷物は・・3箱だけですか?」

心の中のあれこればかりに気を取られていた未和だったが、
悠月はしっかりと現実の中にいた。

「はい、今日は少なくてすみません」

「あ、いえ、別に謝ることはないですよ。
 一箱だって喜んで伺う、それがスマイル運送です。なんちゃってね」

冗談をかわしながら悠月は、あっという間に3箱の荷物を処理すると、
送り状の控えをいつものように台の上の箱に入れようとした。

「あ、それ私が受け取ります」

未和は悠月に向けて手を伸ばした。
そして振り返った悠月に、

「平野さんの気持ちも・・受け取ります」

微かに震える声で想いを伝える。
え?と動きを止めた悠月に、今度は未和が冗談を返す。

「平野さんの気持ちの控えに受領印押してお渡ししますよ、なんて・・
 アハハ!私もたまにはウマい事言えるんだなぁ」


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