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僕のハーレム漂流記
第1章 無人島へようこそ
次に進み出たのは温和、柔和そうな20代後半の女性だった。

「東 小百合、28歳です。看護婦をしています。」

タレ目でとても人懐っこい顔をしている。完成された色気とどこか寂しげな微笑を向けられ、思わずドキッとしてしまった。

次は幼い少女だ。可憐という言葉がよく似合う、セーラー服を着た女の子。中学生だろうか…

「楠 小夏です…中学2年生です…よろしく…お願いします…」

この島に漂流した不安か、またはただ緊張しているのか、小夏は俯きがちだった。
そこが保護欲をそそり僕は思わず抱きしめそうになった…

いやいや初対面でそんなことしたら、一瞬で犯罪者認定されちゃうよ…と、とっさに頭に浮かんだことを頭を振って離す。
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