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僕のハーレム漂流記
第3章 初めての覗き(少しH)







…ガサゴソ…

「たしか、こっちから音が聞こえてきたんだけどなぁ…」

琴音が草木を掻き分けながらつぶやく。

実は蒼汰が走り去る音は彼女たちにも聞こえてきた。

美咲以外の7人は蒼汰が覗いていたんじゃないかと、美咲をからかったが、美咲は蒼汰を信じているようだ。

しかし、その音を確認しないわけにもいかず、琴音はその音の正体を探りに来ていた。

「多分この辺だと思うんだけど…」

と、顔を巡らせてると、琴音の視界にあるものが留まった。

「これって…」

白い。琴音からみても自然界に自然に存在していることでないことはわかる。

精液。それにこの辺りから臭う特有の臭い。
誰かがここて及んだとしか考えられない。

蒼汰はやはり、ここで…

琴音は手を伸ばし、葉についた白濁液をすくった。
そして、ゆっくりと口に含む。

苦い。初めて口にした精液は決しておいしくはなかった。
しかし、なんだろう…何だか体が火照る。
そして、無意識に蒼汰のアレを欲し…

「琴音さぁんーー!!見つかりましたか〜!?」

ビクゥっ!
完全に精液のことばかり考えていた琴音は美咲の一言で現実に呼び戻される。

口に含んだ精液を飲み込み、声を返した。

「見つかったよー!小さい足跡があるから、イノシシなんかの動物っぽいー!!」

そう返すと、慌てて湖の方に戻った。
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