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第11章 出発 〜前編〜

『証拠を残すな!!』

１が指示を出し隊員達は周囲を片付けだす中
２と５は都を担ぎ上げ少し離れた渓流に向かう

『楽し…かったな!!』

覆面をして表情は解らないが声から凄く満足したのがよくわかる

『あんたすげえよ！』

渓流に着くと都を放り込み身体を洗い出す

『すげぇ量だな…』

腹を抑える度、ゴプッ！ゴプッ！とザーメンが溢れだす

『解毒剤打ったけど大丈夫か？』

グッタリしている都を見て少し不安になり聴いてみる

『大丈夫…この解毒剤…よく効く…』

『そうか…』

それ以上２は尋ねず都の身体を洗い続けた

『よし終わった！』

体内のザーメンを洗い流した２人は再び都を担ぐと仲間の所へ戻った

『ご苦労！女を近くのベンチにでも置いて撤収するぞ！』

しかしここで５の制止が入る

『ダメだ…少しでも…前の状態に…戻す…夢と…思わせる…』

５の意見に

『解った！』

そう言うと都を持ち上げネットの上へと運び出す

『しかし、このおばさん相当淫乱なんだなぁ…』

『まぁそう言うなって…おかげで俺達の所業が無かったことになる』

そしてネットの上に跨がせた時だった