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俺が惚れた農家のおばさん 3
第14章 除霊
[ここだな…]

眠りについてる彼女を担ぎ連絡した寺に到着
門の前では袈裟を着た住職が俺達を待っていた

『連絡した俺と言うものですが…』

『お待ちしておりました、ここの住職をしております住職です
この方がそうですね?』

見た目は若く顔立ちが整っており体つきは華奢なので見習いかと思っていたが、ここの住職だと知り少し驚く

『はい…』

『それでは中へ…』

住職に案内され本堂へと向かう

『それではこちらに寝かせて下さい』

俺は言われるがままに彼女を寝かせると住職は改まって彼女の前に座る

『それではお話を…』

俺は住職に曰く付きのアパートの事、彼女症状の事を詳しく伝える
住職は終始真剣な面持ちで話を聞き少し考えた後

『なるほど…よく解りました
それでは今日を含め2日…
彼女と俺さん宅の部屋の鍵も預からせて頂きませんか?』

住職の提案に不信に思っていると

『説明が足りませんでしたね…
彼女を除霊しても大本から絶たないといけませんので…』

言葉の意味を理解した俺は鍵を渡す

『それでは夕方、貴方の部屋でお待ちしております』

彼女と部屋の事を頼み俺は寺を後にした
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