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イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
『しょーた!』

事務所奥にある衝立に、
拓矢はぶつかるようにして飛び込んだ。


翔汰がコーヒーをぶほっと噴き出した。


『ゲホゲホガバッ……』

『あ、悪い。
―――翔汰、ごめん!』
拓矢が翔汰に頭を下げた。

『……けほっ、………
何だよ(苦笑)ビックリした』


『――ごめん。
今朝の、ヤキモチだった』


『………拓……
いや、えっと……
俺こそごめん。
隠さずに言えば良かった。言えなくて……』


『………で、
KANAMEってどんな顔してんの?』


『顔ぉ?
えーと………
厳つくて、目付き悪くて見るからに悪そうな顔。
ちょっと待ってよ。検索すれば出る』
翔汰はスマホで画像検索をした。
『あ、コイツこいつ』
拓矢に見せる。



『……ふ〜〜〜ん……
ガテン系だな…』

拓矢は自分と真逆の風貌のKANAMEにムッとした。


『俺と翔汰ふたりを潰すって?』


『うん。
嘘か本当か分かんないけどそう言ってた』
スマホ画面を弄る。

『あ。これで分かるかも……』
昨日撮影したレイプものが、
早くも動画配信されていた。

DVDより再生時間が凝縮されているが、
いつキスマークをつけたのか分かるかなと翔汰は思った。

無音にして見る。


愛名まゆりが叩かれ、
服を引き裂かれている。

翔汰がイマラチオをする場面になった。

『―――あ!ここでか…』


翔汰がKANAMEに背を向けた体勢。
カメラ画面にはKANAMEが左手を伸ばしている様子が映っていた。


―――どうやら、
唇をつけたわけじゃないらしい。
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