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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
『あー、はい。

母親のコネクションを利用したんです。

それだけは嫌だったけど、
KANAMEは何をするか分からなかったんで』



『へぇ………。

そりゃあれだけの著名人なら幾らでもコネはあるんだろうけど…………

KANAMEの写真は?一体どうやって入手したんだ?』
甲斐が感嘆しつつ訊ねる。


『写真はですね。
母親に頼んで裏社会に通じてる人を紹介してもらって、
調べてくうちに分かったんですよ。

俺の同級生の幼馴染みだったんです、KANAME』




『へ?
同級生って……………いつの?慶能だよな?
初等科?中等科?』
翔汰も驚いた。



拓矢はニヤッと笑い、
『それがさ。
翔汰は覚えてるよね?

以前一緒に仕事した、出版社の岩瀬仁菜っていたじゃん』
と翔汰を見る。



『岩瀬仁菜……………岩瀬…………
あ、あの中高生向け雑誌の編集者?
スレンダーな美人の』



『そう、その人。

彼女、小さな頃KANAMEんちの近くに住んでたらしい。
で、悪いけど彼女に頼んで探してもらった。危険が及ぶことも考えたけど、彼女は直ぐ引っ越したから後は会ったこともないと言ってた。
なら足はつかないだろうと。


佐嘉原了のなるべく幼い頃の写真を………
そしたら黄色いTシャツで斜め上を見上げてる了の写真があったから、
切り取って師橋と合成した』




『拓矢………………やるな?』
翔汰は拓矢の耳をクイッと引っ張った。

『いだだだっ』

『おい、あの岩瀬ってコはお前に気があっただろーが』

『え、そうなの?
知らないよ、そんなことは』


『いーや。
思い出したぞ。
あの時LINE交換して、拓矢だけガンガンアプローチされてたじゃんかっ』

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