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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
翔汰は拓矢の腰に手を廻す。

濡れた体はべたっと張り付く。

鴫は撮影前にカーテンを全開にしておいた。



光が注ぐ筋肉の美しさ。


翔汰は拓矢に被さる。


拓矢は、身を捩り交わす。



(!
上手い…………………)


鴫は内心驚いた。


そこで直ぐイチャイチャすると、
俗物性が高まる。安物のAVになってしまう。


拓矢は嬉しそうに床をゆったり転がる。さっきまでの憂い顔はどこへやら、
無邪気そのもの。


翔汰はムキになったように拓矢に手を伸ばす。



______小さな少年が、
戯れ合うようだ。



鴫は夢中でカメラを動かした。



拓矢は仰向けに止まると、
被さる翔汰を受け入れた。


ふたりは見つめ合ったまま動かない。


また、翔汰の髪から雫が落ちる。


拓矢が口を開いて雫を飲み込んだ。


見つめ合う。


ゆっくり、翔汰が拓矢の唇に唇を落とす。


食む。
互いに食む。

ゆっくり食んでいる。


翔汰の唇は、
拓矢の唇から顎に下る。


喉仏を食む。

拓矢は目を伏せ、
少し仰け反る。


眉間に寄るシワ。
顔を横に向ける拓矢。


長めの金髪が、顔を半分隠す。


首筋、
胸、腹筋………………………


翔汰は下がっていく。







鴫の注文通り、
言葉はない。


微かな息遣いと、吐息が溢れるだけ。


それはレンズ越しに音として入らないが、
拓矢の眉間のシワや翔汰のいたずらっ子のような表情に沢山でていた。


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