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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
(浸すって上手い表現だなー………)



夕闇が差し込む窓辺で、
翔汰は全裸のままソファーに横たわる。



鴫が廻すカメラは、
夕焼けの影におおわれた翔汰を捉えていた。



なるほど、
広い窓から入る夕闇に翔汰が浸かってるみたいだ。



下半身をシーツで隠す。




鴫は〔自由に動いてね〕と言うが、
正直拓矢がいないと手持ち無沙汰だ。



翔汰は考える。




そして、
シーツを捲ると肉棒を露わにした。


まだクタリとヘタっている。

左肘をついて上体を軽く起こすと、
右手で肉棒を握った。



へなっていた肉棒がみるみる硬くなってゆく。


翔汰は『………………ん…………、はっ…………』
と息を弾ませる。
右手を速く動かしながら。


眉間にシワを寄せる。

シュッシュッと扱く音が木霊した。

鴫は真横に近寄り、
翔汰の行為をくまなく撮る。


『…………………ふっ、はぁっ…………』
ノドを仰け反らせた。



肉体美を撮りたいなら、
一人で扱くのもアリかなと考えた。


拓矢は離れた位置からジッと見つめる。


翔汰は顔を歪ませながら、
拓矢を見た。



(たく………………!)

いつもの拓矢の乱れた様子が浮かぶ。
喘ぎ声。
長い金髪が揺れる_______



拓矢が、分からないくらい静に『はあ……………っ』と息を吐いた。




翔汰の根に熱が集まる。
拓矢とはいつも繋がってる。




そう思った瞬間、
『……………くぅっ……………』
白濁液が飛び散った____________
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