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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第5章 第二話・其の弐
親心から娘を思っての言葉であると判りそうなものだが、小巻はついに切れたようだった。
「何ですって、おとっつぁんは偉平衛さんのことまで持ち出そうっていうの? うちの人が私に飽きて浮気するって言うのね」
「いや、何もそんなことは言っちゃいねえ。小巻、俺が言いてえのは―」
 喜六郎の声には困惑が滲んでいる。お彩は、とうとう聞いていられなくなった。
「失礼します。表の方を閉めましたので」
 喜六郎の様子を見かねて、いても立ってもいられず、お彩は障子越しに声をかけた。
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