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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第40章 第十五話 【静かなる月】 其の弐
 お彩は思い切って問うた。
「もし、そんなことになったら、どうなるんですか」
 つい先刻まで泥酔状態であったとは、到底思えない冷静な眼で竹庵がお彩を見た。
「生命の保証はつきかねる」
「―」
 お彩が言葉を失うと、竹庵は、お彩を安心させるように太い眉を下げ笑った。
「マ、脅すわけではないが、用心に越したことはない。十分気をつけてあげなさい」
 そう言って、数日分の薬を渡して帰っていった。
 お彩は竹庵を近くの四ツ辻まで送っていった。その帰りに筆屋の前を通りかかったときのことだ、「お彩ちゃん」と、おとみに呼び止められた。
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