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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第6章 其の参
「心の花を咲かせなさいというのは、私の母の受け売りなんです。一生かかっても良いから、自分だけのきれいな花を咲かせるんだよって、母はいつも言ってました。もしかして、あなたにお店に戻るように言ったのは、私の母ですか?」
 だが、勢い込んで訊ねたお彩に、男は何も応えなかった。
―私はお前さんのおっかさんを知っているよ。
 この前に別れ際に囁いた台詞とたった今の男の言葉がごく自然に重なる。間違いない、この男は母と何らかの拘わりがあったのだ。
 しかし、今、眼前のこの男に訊ねても応えは返ってはこないだろうことはお彩にも判った。
「あなたにそんなことがあったなんて、信じられません」
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